焚き火をされる際、どんな焚き火台を使用されてますか?
コンパクトな焚き火台や重量のある安定した焚き火台など、様々な焚き火台の中から一つを選ぶのは難しいもの。
そこで焚き火人(たきびんちゅ)では、様々な焚き火台の中から一つずつをピックアップして、おすすめのポイントなどをご紹介していきます。
今回ピックアップする焚き火台は、belmont(ベルモント)「TABI」
「TABI」は、次に挙げる方におすすめです!
- チタン製の焚き火台が欲しい
- 軽量な焚き火台が欲しい
- 収納時に厚さの薄い焚き火台が欲しい
- コンパクトな焚き火台で40cmサイズの薪で焚き火をしたい
それでは、belmont(ベルモント)のチタン製軽量焚き火台「TABI」をご紹介します。
TABI / belmont(ベルモント)
belmote(ベルモント)焚き火台「TABI」は素材にチタンを採用しており、本体だけの重量は約298gと超軽量で収納時には15mmと厚さがかなり薄いのが特徴。
コンパクトですが、一般的な(約40cm)薪も乗せれる焚き火台です。
セット内容
TABIのセット内容は、以下の通りです。
- 火床×2
- 側板×2
- スタンド×3
- 網
- 収納ケース
2021年3月1日より、ステンレス網がリニューアルしているため、画像の網とは異なります。
組み立て方
次にTABIの組立方法です。
2枚ある火床を画像のようにあわせていきます。
あわせた火床をスライドさせるとロックされます。
画像のようにスタンドを火床のくぼみに掛かるように、3本取り付けていきます。
次に側板を取り付けます。
薪が大きい場合は、片側の側板を外しておきます。
ズレ防止加工がされている網を乗せれば、組み立て完成です。
ディテール
それでは、TABIのディテールを見ていきます。
3本のスタンドが火床を湾曲させ美しいフォルムを形成しており、安定感のある作りになっています。
上画像のように片側の側板を外すことで、大きめ(約40cmくらい)の薪を乗せることができます。
また薪を乗せても湾曲部分が空気の通る隙間をつくり、火床にあるスリットからも空気を取り込むため、燃えやすい構造をしています。
TABI メリットとデメリット
- 非常に軽い
- 収納時かなり薄い
- 40cmくらいの薪が乗せれる
- よく燃える
- 薄い火床のため、焚き火の熱で変形しやすい
- 火床のスリットから灰が落ちやすい
おすすめのポイント(メリット)
先程挙げた、実際にTABIを使用して感じた、おすすめのポイント(メリット)は以下の通り。
- 非常に軽い
- 収納時かなり薄い
- 40cmくらいの薪が乗せれる
- よく燃える
それぞれを見ていきます。
非常に軽い
「TABI」最大の特徴は、なんと言っても材質にチタンを採用しているところ。
そのため、重量が約423gと非常に軽いです。
他の焚き火台と比べてみても、500gを切るとは相当な軽さです。
収納時かなり薄い
先述していますが、収納時はなんと約15mmと驚異の薄さ!
本当に初めてみた時「薄っ!」と声が出てしまうくらい、薄さに驚きました。
これだけ薄いと、バックパックに入れて持ち運んだとしても、邪魔になりません。
40cmくらいの薪が乗せれる
これだけコンパクトで軽量な焚き火台に関わらず、火床の耐荷重は約15kgとなかなかのもの。
画像はちょっと薪とは言えない木材ですが、約40cmあるため一般的な薪でも十分に乗せることができます。
よく燃える
湾曲した火床と薪の隙間と、火床のスリットから空気を取り込む、非常に燃焼効率の良い構造のため、よく燃えます。
デメリット
いいこと尽くめの焚き火台「TABI」ですが、デメリットも存在します。
個人的な感想です。ご了承下さい。
- 薄い火床のため、焚き火の熱で変形しやすい
- 火床のスリットから灰が落ちやすい
個人的に感じたデメリットは以上2点。
薄い火床のため、焚き火の熱で変形しやすい
ただし変形しやすい反面、薄いのである程度は力で戻すことができます。
またメーカー「belmont(ベルモント)」でも、
軽量であることを追求するほど、その反面、強度や耐久性が犠牲になります。
belmont(ベルモント)
と軽量にするために、強度や耐久性が犠牲になっていることを述べています。
そのため、現在各パーツそれぞれを交換できるように販売も行われていますので、火床だけが変形しすぎた場合など1枚(片側)から購入することもできます。
2021年10月11日現在
火床のスリットから灰が落ちやすい
よく燃えるため仕方がないのですが、構造の一つである火床のスリットから、どうしても灰が落ちやすいのがデメリット。
ただし耐熱カーボンシートや焚き火プロテクトシートなどを敷くことで、灰受けにもなります。
またTABIは火床高さが地面から低いため、上記シートなどを敷いて焚き火をすることをおすすめします。
TABI 仕様・サイズ・価格
それでは、TABIの仕様・サイズ・価格をご紹介します。
仕様
使用時サイズ | 237×360×170㎜ |
収納時サイズ | 178×360×15㎜ |
重量 | 約423g(本体:約298g、側板:約29g、網:約96g) |
耐荷重 | 火床:約15㎏、網:約5㎏ |
材質 | 本体:チタニウム、18-8ステンレス、収納袋:ナイロン |
2021年3月1日より、ステンレス網がリニューアル。リニューアル前の網は耐荷重3kg。
サイズ
使用時のサイズは、237×360×170㎜
価格
¥11,000(税込)
2021年10月11日現在
TABI あとがき
今回はbelmont(ベルモント)のチタン製焚き火台「TABI」をご紹介しました。
個人的なデメリットもありますが、すぐにカバーができるものばかりで、何よりもおすすめポイントが多く、次に挙げる方におすすめです!
- チタン製の焚き火台が欲しい
- 軽量な焚き火台が欲しい
- 収納時に厚さの薄い焚き火台が欲しい
- コンパクトな焚き火台で40cmサイズの薪で焚き火をしたい
ご購入の参考になれば幸いです。